とある会社のリスクマネジメント

地震の少し前になりますが、友達が務めているとある会社に遊びに行った事がありました。
その会社のプロダクトもユニークですが、会社としての考え方が大変興味深かった。

レポジトリなどやサーバ、ドキュメントの保存先など、あらゆるリソースは全てクラウドに置いているということでした。また、従業員には全員Macbookを貸与していて、どこでも仕事ができる環境を構築していました。

COOの人曰く、「このビルに隕石が落ちてきても、失うものは何も無い」と仰っていました。
その時は、そんな事があったら仕事どころじゃないだろうとは思っていましたが、最近の先行きの見えない原発事故の状況を見るに、仮に東京から避難しないといけない状況になっても、ネットさえあれば仕事が出来る状況があるというのは、会社としても、また雇用されている従業員としても大変心強いかもしれません。

Pマークなどとか、個人的にはあまり意味の無いと思ってる制度に縛られてる会社には出来ない環境だと思った。オフィスに何かあった場合、会社としての機能を喪失してしまう方が恐ろしいなあと思う。

これから就職や転職を考えてる人は事業内容や福利厚生など以外にも、こういった所も注目していくのかもしれないですね。