Rubyでプログラムを書いているとき、ちょっとオブジェクトの中身を見たいときとかに便利なのがirbです。
Railsだと
script/console
とすればRails環境で使うことができます
usersというテーブルがあるとします
とあれば、コマンドラインで
u = User.new
u.name = "ああああ"
u.save
みたいに使えます。
この便利なirbですが、より便利に使う方法を紹介します。
shellには↑を押すと、履歴を追っていけます。irbは同じセッション内でしか履歴を追っていけません。そこで自分のホームディレクトッリに.irbrcというファイルを作ります
.irbrc
IRB.conf[:SAVE_HISTORY]=100
としただけで、一度quitしても、いつでも履歴を追えます。
補完
これもshellと同じでtabキーを押した時に、候補を一覧で出すことができます
.irbrc
require 'irb/completion'
irb(main):001:0> 1.d [ここでtabキー]
1.denominator 1.display 1.div 1.divmod 1.downto 1.dup
what
たとえば、3.14を4にするメソッドが思い出せない/分らない場合、どうしたらいいでしょう?
gem install what_methods
.irbrc
require 'what_methods'
下記のように使います
irb(main):002:0> 3.14.what? 4
3.14.ceil == 4
=> ["ceil"]
参考
僕のirbrcは
require 'rubygems'
require 'irb/completion'
require 'what_methods'
require 'pp'
IRB.conf[:AUTO_INDENT]=true
IRB.conf[:SAVE_HISTORY]=100